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単純性股関節炎

単純性股関節炎とは

単純性股関節炎は、こどもの股関節に一時的な炎症が起こる疾患です。

多くは自然に改善する疾患ですが、急に痛みが出て歩きにくくなるため、保護者の方が驚かれることも少なくありません。

特に2~12歳くらいの男の子に多くみられます。

単純性股関節炎の原因

単純性股関節炎ははっきりとした原因がわかっていません。

感染、外傷、アレルギーなどの関与が考えられていますが、特定はされていません。

単純性股関節炎の症状

・急な股関節の痛み

・ふとももや膝の痛み(股関節以外を訴えることも多い)

・歩きにくい、脚をひきずる

・脚を動かすと痛がる

単純性股関節炎の診断

単純性股関節炎の診断で最も重要なのは、化膿性股関節炎・ペルテス病・大腿骨頭すべり症などの、他の病気を鑑別することです。

特に化膿性股関節炎は緊急性が高い病気なので、慎重に見極める必要があります。

問診

痛みの発生状況、最近の発熱や感染歴、ケガの有無など

身体所見

股関節部の圧痛・腫れ・赤み・熱感の有無

脚を動かした時の痛み

歩行状態の確認

画像検査

超音波(エコー)検査:関節液の貯留を確認

レントゲン(X線)検査:他の病気の除外

血液検査:感染が疑われる場合

単純性股関節炎の治療

ほとんどの場合、1~2週間で自然に改善します。

痛みがある間は安静にして、無理に動かさないようにします。

スポーツは中止し、歩行困難な場合は通園・通学も控えるようにします。

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