肋骨骨折

肋骨骨折とは

胸部を構成する肋骨の骨折です。転倒や打撲、交通事故などの外傷だけでなく、咳やくしゃみをきっかけに起こることもある比較的身近な骨折です。

特に高齢の方や骨粗鬆症のある方では、軽い衝撃でも発生することがあります。

肋骨骨折の原因

以下のような状況で発生します。

・転倒して胸を打った

・浴槽の縁などに押し当てた

・スポーツなどの接触プレー

・ゴルフなどのひねる動作

・交通事故

・咳やくしゃみの繰り返し

・骨粗鬆症により骨の脆弱化

ぶつけた覚えがないのに発生することもあります。

肋骨骨折の症状

・胸の局所的な痛み

・咳やくしゃみ、深呼吸で痛む

・体をひねる・起き上がり動作で痛む

・内出血や腫れ(比較的少ない)

肋骨骨折の診断

問診・身体所見

・受傷状況の確認

・痛みの部位・強さ

・圧痛や呼吸時痛の評価

画像検査

  • レントゲン(X線)検査

骨折部のズレが少ない時は確認が困難な場合もあります

肺の異常がないかを確認

  • 超音波(エコー)検査

ほとんどズレのない骨折や軟骨骨折も確認することが可能です

  • CT検査

肺の異常などが疑われる場合に実施

肋骨骨折の治療

保存的治療

ほとんどの場合、保存的治療を行います。

一般的には3~6週間程度で痛みが改善します。

・消炎鎮痛薬(内服・外用)

・胸部バンド(バストバンド)

胸腔ドレナージ

重度の血胸や気胸を併発した場合に行います。

手術療法

以下の場合に検討されます。

・複数本の肋骨に重複骨折

・骨のズレが大きい

・呼吸障害を伴う

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