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ロコモティブシンドローム(ロコモ)・フレイル

ロコモティブシンドローム(ロコモ)・フレイルとは

年齢を重ねると、「歩きにくい」「つまずきやすい」「疲れやすい」といった体の変化を感じる方が増えてきます。こうした状態はロコモティブシンドローム(ロコモ)やフレイルと呼ばれ、将来的に介護が必要になるリスクと関係していることが知られています。

これらは早期に気づき、適切な運動や生活習慣の改善を行うことで、進行を防いだり改善したりすることが可能です。

ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは

ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは、骨・関節・筋肉などの運動器の衰えによって、歩行や移動能力が低下した状態を指します。

次のような症状がみられることがあります。

  • 歩く速度が遅くなる
  • 段差でつまずきやすくなる
  • 長い距離を歩くのが難しくなる
  • 転びやすくなる

ロコモが進行すると、日常生活の動作が難しくなり、将来的に要介護状態になるリスクが高くなるとされています。

ロコモの主な原因

ロコモは、以下のような運動器の疾患や加齢による変化によって起こります。

  • 変形性膝関節症
  • 変形性股関節症
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 骨粗鬆症
  • サルコペニア(加齢による筋力低下)

これらの疾患により、痛み・筋力低下・バランス能力の低下が生じ、移動能力が低下します。

ロコモのセルフチェック

次のような症状がある方は、ロコモの可能性があります。

  • 片脚立ちで靴下が履けない
  • 家の中でつまずくことが増えた
  • 階段の昇り降りで手すりが必要
  • 横断歩道を青信号で渡りきれない
  • 15分以上続けて歩くのが難しい

このような症状がある場合、ロコモが進行している可能性があります。

フレイルとは

フレイルとは、加齢に伴って心身の活力が低下した虚弱状態を指します。

ロコモが主に運動器の機能低下に関係するのに対し、フレイルは

  • 身体機能
  • 精神・認知機能
  • 社会活動

などを含む、より広い概念です。

以下のような症状がみられる場合、フレイルの可能性があります。

  • 体重が減ってきた
  • 疲れやすくなった
  • 外出する機会が減った
  • 歩く速度が遅くなった
  • 握力が低下した

これらの状態が重なると、身体機能が急速に低下する可能性があります。

ロコモ・フレイルの予防

ロコモやフレイルは、早い段階で対策を行うことで予防・改善が期待できます。

運動

・スクワット

・片脚立ち

・ウォーキング

などの運動により、筋力とバランス能力の維持・改善を目指します。

栄養

以下の栄養素を意識した食事が大切です。

・タンパク質

・ビタミンD

・カルシウム

社会活動

・外出

・趣味活動

・人との交流

などの活動もフレイル予防に重要とされています。

ロコモやフレイルの背景には

・変形性関節症

・腰部脊柱管狭窄症

・骨粗鬆症

などの運動器疾患が隠れていることもあります。

「歩きにくい」「転びやすい」といった症状が気になる場合は、早めの受診をおすすめします。

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